2016年06月02日
今週の注目感染症 平成28年・21週(5月23日~5月29日)
・伝染性紅斑
伝染性紅斑はヒトパルボウイルス B19 の感染による 「リンゴ病」と呼ばれることもある疾患です。
21 週の定点当たり報告数は 0.58、20 週 72 人→21 週 105 人 (1.46 倍)です。
・流行性耳下腺炎
流行性耳下腺炎は、ムンプス、おたふくかぜとも呼ばれ、 最も多い合併症として髄膜炎があり、学校保健安全法(第 2 種 感染症)で出席停止期間が定められています。
21 週の定点当たり報告数は0.59、20 週115 人→21 週 108 人 (0.94 倍)です。
【参考ページ】流行性耳下腺炎(国立感染症研究所) >>詳細はこちら
・A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
21 週の定点当たり報告数は2.40、20 週445 人→21 週 437 人 (0.98 倍)です。
【参考ページ】A群溶血性レンサ球菌咽頭炎について >>詳細はこちら
・咽頭結膜熱
21 週の定点当たり報告数は 0.46、20 週 60 人→21 週 84 人 (1.40 倍)です。
・黄熱について
リスク国地域(アフリカ及び中南米の一部)へ渡航する場合は、 予防接種を受けることが推奨されています。
【参考ページ】
黄熱に関する情報提供及び協力依頼について(厚生労働省)
>>詳細はこちら oku/0000125121.pdf
黄熱に関する Q&A について(厚生労働省)
>>詳細はこちら
黄熱に注意しましょう!(厚生労働省検疫所/FORTH)
>>詳細はこちら
・HIV検査普及週間
6 月 1 日から 6 月 7 日は「HIV 検査普及週間」です。今年度も 休日エイズ即日検査を実施します。
【参考ページ】
平成28 年度「HIV 検査普及週間」について(愛知県)
>>詳細はこちら
アイチエイズインフォメーション(愛知県)
>>詳細はこちら
【愛知県感染症情報センターより参照】
(平成28年6月2日更新)