2017年06月19日

今週の注目感染症 平成29年・23週(6月5日~6月11日)


◆咽頭結膜熱
23 週の定点当たり報告数は 0.72、22 週 117 人→23 週 131 人(1.12 倍)です。
【参考ページ】疾患別ウイルス検出状況
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◆A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
23 週の定点当たり報告数は 2.41、22 週 444 人→23 週 439 人(0.99 倍)です。
【参考ページ】A群溶血性レンサ球菌咽頭炎について
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◆手足口病
23 週の定点当たり報告数は 1.36、22 週 191 人→23 週 247 人(1.29 倍)です。

◆ヘルパンギーナ
23 週の定点当たり報告数は 0.18、22 週 18 人→23 週 33 人(1.83 倍)です。
【参考ページ】疾患別ウイルス検出状況(速報) >>詳細はこちら

◆梅毒
2017 年 23 週までの累積報告数(診断週集計、6 月 14 日現 在)は 111 件(男 73 件、女 38 件)です。2016 年 23 週までの 累積報告数は 97 件(男 75 件、女 22 件)、2016 年総報告数は 258 件(男 188 件、女 70 件)でした。全国の 2017 年 22 週まで の累積報告数は 2,096 件です(2016 年総報告数は 4,559 件)。

◆蚊媒介感染症対策の徹底について
蚊媒介感染症であるジカウイルス感染症やデング熱、チ クングニア熱等が海外で多数発生しています。 訪日外国人数が増加している我が国においては、蚊のシ ーズン中は、海外から持ち込まれた蚊媒介感染症が日本国 内で流行するリスクは高くなると思われます。媒介蚊の発 生源対策、防蚊対策が重要です。
【参考ページ】蚊媒介感染症(厚生労働省) >>詳細はこちら
蚊媒介感染症対策の徹底について(厚生労働省)
>>詳細はこちら

【愛知県感染症情報センターより参照】
(平成29年6月15日更新)