2017年04月20日

今週の注目感染症 平成29年・15週(4月10日~4月16日)

◆インフルエンザ【4 月 5 日警報解除】
すべての保健所(名古屋市は 16 保健所合計)で警報継続の指標(定点当たり報告数 10)を下回ったことから、 愛知県は4月5日にインフルエンザ警報を解除しました。 15 週の定点当たり報告数は 3.10、14 週 768 人→15 週 604 人(0.79 倍)です。2016/2017 シーズンに病原体定点等から寄せられた検体より A 型(AH3、AH1pdm09)及び B 型 (ビクトリア系統、山形系統)インフルエンザウイルスが 検出されています。
【参考ページ】
愛知県域の“インフルエンザ警報”を解除しま した(4 月 5 日発表) >>詳細はこちら
保健所別・定点医療機関当たりのインフルエンザ報告数マップ >>詳細はこちら
インフルエンザ情報ポータルサイト(愛知県) >>詳細はこちら

◆A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
15 週の定点当たり報告数は 1.49、14 週 214 人→15 週 272 人(1.27 倍)です。 【参考ページ】A群溶血性レンサ球菌咽頭炎について >>詳細はこちら

◆流行性耳下腺炎
流行性耳下腺炎は、ムンプス、おたふくかぜとも呼ば れ、最も多い合併症として髄膜炎があり、学校保健安全 法(第 2 種感染症)で出席停止期間が定められています。 15 週の定点当たり報告数は 0.30、14 週 43 人→15 週 54 人(1.26 倍)です。
【参考ページ】流行性耳下腺炎(国立感染症研究所) >>詳細はこちら

◆ゴールデンウィークにおける海外での感染症予防について
【参考ページ】ゴールデンウィークにおける海外での感染症予防について(厚生労働省) >>詳細はこちら

◆集団かぜの発生(健康対策課発表)
4 月 17 日 瀬戸、新城、衣浦東部
4 月 18 日 半田
4 月 19 日 一宮
集団かぜの発生について(2016-2017 シーズン) >>詳細はこちら >>詳細はこちら

【愛知県感染症情報センターより参照】
(平成29年4月20日更新)