2017年06月23日
今週の注目感染症 平成29年・24週(6月12日~6月18日)
◆咽頭結膜熱(図 1)
24 週の定点当たり報告数は 0.59、23 週 131 人→24週 107 人(0.82 倍)です。
23 週の全国の定点当たり報告数は 0.97 です。
【参考ページ】疾患別ウイルス検出状況
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l咽頭結膜熱とは(国立感染症研究所)
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過去 10 年間との比較グラフ(週報)-咽頭結膜熱(国立感染症研究所)
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◆A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(図 2) 24 週の定点当たり報告数は 3.15、23 週 439 人→24週 573 人(1.31 倍)です。
【参考ページ】A群溶血性レンサ球菌咽頭炎について
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◆感染性胃腸炎 24 週の定点当たり報告数は 6.76、23 週 1,047 人→24 週 1,231 人(1.18 倍)です。
◆手足口病 24 週の定点当たり報告数は 1.82、23 週 247 人→24週 331 人(1.34 倍)です。
◆梅毒(図 3)2017 年 24 週までの累積報告数(診断週集計、6 月21 日現在)は 126 件(男 85 件、女 41 件)です。
2016年24 週までの累積報告数は 106 件(男 83 件、女 23件)、2016 年総報告数は 258 件(男 188 件、女 70 件)でした。
全国の 2017 年 23 週までの累積報告数は2,210 件です(2016 年総報告数は 4,559 件)。
◆蚊媒介感染症対策の徹底について蚊媒介感染症であるジカウイルス感染症やデング熱、チクングニア熱等が海外で多数発生しています。
訪日外国人数が増加している我が国においては、蚊のシーズン中は、海外から持ち込まれた蚊媒介感染症が日本国内で流行するリスクは高くなると思われます。媒介蚊の発生源対策、防蚊対策が重要です。
【参考ページ】注意すべき蚊による感染症
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l蚊媒介感染症(厚生労働省)
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l蚊媒介感染症対策の徹底について(厚生労働省)
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【愛知県感染症情報センターより参照】
(平成29年6月22日更新)