2017年08月25日

今週の注目感染症 平成29年・33週(8月14日~8月20日)


◆手足口病(図 1)【7 月 13 日警報発令】
33 週の定点当たり報告数は 5.05、32 週 1,436 人→33週 919 人(0.64 倍) です。
2017 年に搬入され検査が終了した 20 検体より、CV(コクサッキーウイルス)-A6 型が7 件、CV-A16 型が 4 件、EV(エンテロウイルス)-71 型が 1 件検出されています。
【参考ページ】手足口病警報を発令します!!(7 月 13 日発表)
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疾患別ウイルス検出状況(速報)
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豊橋市:手足口病が流行しています(6月26日発表・8月7日第2報)
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<注目すべき感染症>手足口病(国立感染症研究所感染症疫学センター)
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◆ヘルパンギーナ
33 週の定点当たり報告数は 0.64、32 週 197 人→33 週116 人(0.59 倍)です。

◆RS ウイルス感染症(図 2)
33 週の定点当たり報告数は 1.44、32 週 244 人→33 週262 人(1.07 倍)です。
【参考ページ】RS ウイルス感染症
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過去 10 年間との比較グラフ(週報)-RS ウイルス感染症(国立感染症研究所)
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◆ヨーロッパ地域における麻しん患者報告数の増加に伴う海外渡航者への注意喚起について
【参考ページ】ヨーロッパ地域における麻しん患者報告数の増加に伴う海外渡航者への注意喚起について(厚生労働省)
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◆腸管出血性大腸菌感染症(図 3)
愛知県の 2017 年報告数(診断週別)は、8 月 23 日現在 90 件(O157 50 件、O26 20 件、O145 9 件、O1035 件、O91・O121・O128・O146 各 1 件、型不明 2 件)、うち溶血性尿毒症症候群(HUS)発症例は 3 件です。
2016 年の同時期(1~33 週)報告数は 87 件、年間報告総数は 160 件(うち HUS 発症例 10 件)でした。
【参考ページ】腸管出血性大腸菌 >>詳細はこちら

【愛知県感染症情報センターより参照】
(平成29年8月24日更新)