2017年09月01日

今週の注目感染症 平成29年・34週(8月21日~8月27日)


◆手足口病(図 1)【7 月 13 日警報発令】 34 週の定点当たり報告数は 4.92、33 週 919 人→34 週895 人(0.97 倍) です。
2017 年に搬入され検査が終了した20 検体より、CV(コクサッキーウイルス)-A6 型が 7 件、CV-A16 型が 4 件、EV(エンテロウイルス)-71 型が 1 件検出されています。
【参考ページ】手足口病警報を発令します!!(7 月 13 日発表)
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疾患別ウイルス検出状況(速報)
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豊橋市:手足口病が流行しています(6月26日発表・8月7日第2報)
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◆RS ウイルス感染症(図 2) 34 週の定点当たり報告数は 1.37、33 週 262 人→34 週250 人(0.95 倍)です。
【参考ページ】RS ウイルス感染症
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◆腸管出血性大腸菌感染症(表) 愛知県の 2017 年報告数(診断週別)は、8 月 30 日現在 101件(O157 57 件、O26 20 件、O145 12 件、O103 5 件、O91・O111・O121・O128・O146 各 1 件、型不明 2 件)、うち溶血性尿毒症症候群(HUS)発症例は 3 件です。
2016 年の同時期(1~34 週)報告数は 92 件、年間報告総数は 160 件(うち HUS 発症例 10 件)でした。
【参考ページ】腸管出血性大腸菌
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◆ヨーロッパ地域における麻しん患者報告数の増加に伴う海外渡航者への注意喚起について
【参考ページ】ヨーロッパ地域における麻しん患者報告数の増加に伴う海外渡航者への注意喚起について(厚生労働省)
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◆日本脳炎について 愛知県が実施している県内飼育ブタの血中日本脳炎ウイルス抗体調査において、8 月 21 日に採血を行ったブタ10 頭中 9 頭から抗体が検出され、うち少なくとも 2 頭が最近感染した可能性があることがわかりました。
2009 年以降、県内での日本脳炎患者の報告はありませんが、ウイルスを媒介する蚊の活動時期にあることから、適切な感染予防策を行い、日本脳炎に注意してください。
【参考ページ】日本脳炎の感染に注意しましょう!!
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注意すべき蚊による感染症
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ブタの日本脳炎抗体保有状況-2017年速報5報-(国立感染症研究所)
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日本脳炎 2007 年~2016 年(国立感染症研究所)
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【愛知県感染症情報センターより参照】
(平成29年8月31日更新)