2016年08月19日
今週の注目感染症 平成28年・32週(8月8日~8月14日)
・流行性耳下腺炎
流行性耳下腺炎は、ムンプス、おたふくかぜとも呼ばれ、
最も多い合併症として髄膜炎があり、学校保健安全法(第 2 種
感染症)で出席停止期間が定められています。
32 週の定点当たり報告数は 0.75、31 週 159 人→32 週 136 人
(0.86 倍)です。
【参考ページ】流行性耳下腺炎(感染症発生
動向調査週報/国立感染症研究所感染症疫学センター)
>>詳細はこちら
・流行性角結膜炎
32 週の定点当たり報告数は 0.74、31 週 35 人→32 週 26 人
です。
・結核
2016 年 32 週までの累積報告数は、8 月 17 日現在 1,131 件
(うち無症状病原体保有者は 301 件)です。
2015 年 32 週までの累積報告数は 1,041 件(同 293 件)、
2015 年総計は 1,683 件(同 463 件)で、2014 年総計 1,867 件
(同 529 件)から 184 件減少しました。
・腸管出血性大腸菌感染症
愛知県の 2016 年報告数(診断週別)は、8 月 17 日現在 83 件
(O157 65 件、O26 12 件、O103 2 件、型不明 4 件)、
うち溶血性尿毒症症候群(HUS)発症例は 5 件です。
2015 年の同時期(1~32 週)報告数は 53 件、年間報告総数
は 98 件(うち HUS 発症例 2 件)でした。
【参考ページ】腸管出血性大腸菌
>>詳細はこちら
腸管出血性大腸菌感染症とは(国立感染症研究所)
>>詳細はこちら
◆蚊媒介感染症に関する注意喚起について
【参考ページ】
ジカウイルス感染症に関する情報提供について(厚生労働省)
>>詳細はこちら
nkoukyoku/0000133080.pdf
デング出血熱患者(輸入症例)死亡例の発生について(厚生労働省)
>>詳細はこちら
デング熱等の蚊媒介感染症に関する注意喚起について(厚生労働省)
>>詳細はこちら
nkoukyoku/0000131097.pdf
ブタの日本脳炎抗体保有状況-2016 年速報第 3 報-(国立感染症
研究所)
>>詳細はこちら
e/idsc/yosoku/sokuhou/6631-je-yosoku-rapid2016-3.html
注意すべき蚊による感染症
>>詳細はこちら
【愛知県感染症情報センターより参照】
(平成28年8月18日更新)