2016年09月30日
今週の注目感染症 平成28年・38週(9月19日～9月25日)
◆RS ウイルス感染症
38週の定点当たり報告数は 0.68、37週107人→38週123人 (うち 0 歳 56 人、1 歳 41 人)で、2 歳未満の報告数が全体の 78.9％を占めています。
【参考ページ】RS ウイルス感染症
>>詳細はこちら
◆流行性角結膜炎
38 週の定点当たり報告数は 1.17、37 週 33 人→38 週 41 人 (1.24 倍)です。
◆麻しん・風しん(9 月 28 日現在)
愛知県の 2016 年麻しん報告数は 1 件、2015 年は報告が ありませんでした。全国の 2016 年 37 週までの累積報告数は 130 件です(2015 年総報告数は 35 件)。 愛知県の 2016 年風しん報告数は 20 件、2015 年総報告数は 13 件でした。全国の2016 年37 週までの累積報告数は102 件 です(2015 年総報告数は 163 件)。
【参考ページ】2016 年感染症発生動向調査への麻しん報告例 第 1～37 週（国立感染症研究所） >>詳細はこちら
麻しん及び風しんの定期接種(第 2 期)対象者に対する積極的な 勧奨等について(厚生労働省) >>詳細はこちら 麻しん患者調査事業を実施しています >>詳細はこちら
◆腸管出血性大腸菌感染症
愛知県の 2016 年報告数(診断週別)は、9 月 28 日現在 119 件(Ｏ157 87 件、Ｏ26 20 件、Ｏ103 4 件、Ｏ63 1 件、 Ｏ121 1 件、型不明 6 件)、うち溶血性尿毒症症候群(HUS)発症例は 7 件です。
2015 年の同時期(1～38 週)報告数は 80 件、年間報告総数は 98 件(うち HUS 発症例 2 件)でした。
【参考ページ】腸管出血性大腸菌 >>詳細はこちら
腸管出血性大腸菌感染症(感染症発生動向調査週報/国立感染症研究所感染症疫学センター) >>詳細はこちら
◆Ｂ型肝炎ワクチンの定期接種化について
10 月 1 日から定期予防接種の対象疾病にＢ型肝炎が追加されます。
【参考ページ】定期予防接種の対象疾病に「B 型肝炎」が追加されます。
>>詳細はこちら 予防接種情報(厚生労働省) >>詳細はこちら
【愛知県感染症情報ｾﾝﾀｰより参照】
（平成28年9月29日更新）