2016年09月09日

今週の注目感染症 平成28年・35週(8月29日~9月4日)

・流行性角結膜炎
35 週の定点当たり報告数は 1.11、34 週 42 人→35 週 39 人(0.93 倍)です。

・麻しん
愛知県の 2016 年報告数は 9 月 7 日現在 1 件、2015 年は報告がありませんでした。全国の 2016 年 34 週までの累積報告数は 41 件です(2015 年総報告数は 35 件)。
【参考ページ】
麻しん及び風しんの定期接種(第 2 期)対象者に対する積極的な勧奨等について(厚生労働省)
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推定感染地域が共通の場所と考えられた麻しん報告例について(国立感染症研究所)
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麻しん患者調査事業を実施しています
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・クリミア・コンゴ出血熱に係る注意喚起について
スペインにおいて、西ヨーロッパ初の国内感染例が確認されました。
【参考ページ】
クリミア・コンゴ出血熱に係る注意喚起について(厚生労働省)
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・蚊媒介感染症に関する注意喚起について
【参考ページ】
ジカウイルス感染症に関する注意喚起について(厚生労働省)
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注意すべき蚊による感染症
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・腸管出血性大腸菌感染症
愛知県の 2016 年報告数(診断週別)は、9 月 7 日現在 102 件(O157 76 件、O26 17 件、O103 3 件、O63 1 件、O121 1 件、型不明 4 件)、うち溶血性尿毒症症候群(HUS)発症例は 5 件です。
2015 年の同時期(1~35 週)報告数は 63 件、年間報告総数は 98 件(うち HUS 発症例 2 件)でした。
【参考ページ】
腸管出血性大腸菌
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【愛知県感染症情報センターより参照】
(平成28年9月8日更新)