2016年09月16日

今週の注目感染症 平成28年・36週(9月5日~9月11日)

・流行性耳下腺炎
流行性耳下腺炎は、ムンプス、おたふくかぜとも呼ばれ、最も多い合併症として髄膜炎があり、学校保健安全法(第 2 種感染症)で出席停止期間が定められています。
36 週の定点当たり報告数は 0.85、35 週 121 人→36 週 154 人(1.27 倍)です。

・流行性角結膜炎
36 週の定点当たり報告数は 1.03、35 週 39 人→36 週 36 人(0.92 倍)です。

・麻しん
愛知県の 2016 年報告数は 9 月 14 日現在 1 件、2015 年は
報告がありませんでした。全国の 2016 年 35 週までの累積
報告数は 82 件です(2015 年総報告数は 35 件)。
【参考ページ】麻しん及び風しんの定期接種(第 2 期)対象者に
対する積極的な勧奨等について(厚生労働省)
>>詳細はこちら
推定感染地域が共通の場所と考えられた麻しん報告例について
(国立感染症研究所)
>>詳細はこちら
asles/idsc/6722-20160902.html
麻しん患者調査事業を実施しています
>>詳細はこちら


・クリミア・コンゴ出血熱に係る注意喚起について
スペインにおいて、西ヨーロッパ初の国内感染例が確認されました。
【参考ページ】
クリミア・コンゴ出血熱に係る注意喚起について(厚生労働省)
>>詳細はこちら
nkoukyoku/0000135577.pdf

・蚊媒介感染症に関する注意喚起について
【参考ページ】
台湾 CDC から連絡のあったジカウイルス感染症の発生について(厚生労働省)
>>詳細はこちら
ジカウイルス感染症患者(輸入症例)の発生について(厚生労働省)
>>詳細はこちら
注意すべき蚊による感染症 >>詳細はこちら

【愛知県感染症情報センターより参照】
(平成28年9月15日更新)