2016年06月27日

今週の注目感染症 平成28年・23週(6月13日~6月19日)

・咽頭結膜熱
 24 週の定点当たり報告数は 0.66、23 週 95 人→24 週 121 人(1.27 倍)です。

・ヘルパンギーナ
 24 週の定点当たり報告数は 0.46、23 週 48 人→24 週 83 人(1.73 倍)です。
【参考ページ】疾患別ウイルス検出状況(速報)>>詳細はこちら

・A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
 24 週の定点当たり報告数は 2.31、23 週 501 人→24 週 421 人(0.84 倍)です。
【参考ページ】A群溶血性レンサ球菌咽頭炎について>>詳細はこちら

・伝染性紅斑
 伝染性紅斑はヒトパルボウイルス B19 の感染による「リンゴ病」と呼ばれることもある疾患です。
 24 週の定点当たり報告数は 0.52、23 週 100 人→24 週 94 人(0.94 倍)です。

・流行性耳下腺炎
 24 週の定点当たり報告数は 0.52、23 週 127 人→24 週 94 人(0.74 倍)です。
【参考ページ】流行性耳下腺炎(国立感染症研究所)>>詳細はこちら

・梅毒
 2016 年 24 週までの累積報告数(診断週集計)は 98 件(男 75 件、女 23 件)です。2015 年 24 週までの累積報告数は38 件(男 33 件、女 5 件)、2015 年総報告数は 122 件(男 92 件、女 30 件、うち先天梅毒 1 件)でした。
 全国の 2016 年 23 週までの累積報告数は 1,726 件です。(2015 年総報告数は 2,697 件)。
【参考ページ】梅毒(感染症発生動向調査週報/国立感染症研究所感染症疫学センター)>>詳細はこちら

・「夏の蚊対策国民運動」について
国内における蚊の活動時期に備えるとともに、ジカウイルス 感染症やデング熱などの蚊媒介感染症の流行地へ多くの 渡航者が見込まれることから「夏の蚊対策国民運動」が展開 されます。6 月は夏の蚊対策広報強化月間です。
【参考ページ】「夏の蚊対策国民運動」における蚊の対策に関する 協力依頼について(厚生労働省) >>詳細はこちら


【愛知県感染症情報センターより参照】
(平成28年6月23日更新)