2016年08月15日
今週の注目感染症 平成28年・31週(8月1日~8月7日)
・流行性角結膜炎
31 週の定点当たり報告数は 1.00 で、比較的大きな流行が
見られなくなった 2007 年以降では最も高い値となっています。
30 週 31 人→31 週 35 人(1.13 倍)です。
・流行性耳下腺炎
31 週の定点当たり報告数は 0.87 で、過去 5 年間で最も高い
値となっています。また、ムンプス、おたふくかぜとも呼ばれ、
最も多い合併症として髄膜炎があり、学校保健安全法(第 2 種
感染症)で出席停止期間が定められています。
30 週 134 人→31 週 159 人(1.19 倍)です。
【参考ページ】流行性耳下腺炎
(感染症発生動向調査週報/国立感染症研究所感染症疫学センター)
>>詳細はこちら
・ヘルパンギーナ
31 週の定点当たり報告数は 3.14、30 週 602 人→31 週 572 人(0.95 倍)です。
【参考ページ】
豊橋市:ヘルパンギーナが流行しています(7 月 11 日発表)
>>詳細はこちら
疾患別ウイルス検出状況(速報)
>>詳細はこちら
◆蚊媒介感染症に関する注意喚起について
【参考ページ】
デング出血熱患者(輸入症例)死亡例の発生について(厚生労働省)
>>詳細はこちら
デング熱等の蚊媒介感染症に関する注意喚起について(厚生労働省)
>>詳細はこちら
nkoukyoku/0000131097.pdf
ジカウイルス感染症に関する注意喚起について(厚生労働省)
>>詳細はこちら
nkoukyoku/0000132245.pdf
注意すべき蚊による感染症
>>詳細はこちら
◆腸管出血性大腸菌感染症
愛知県の 2016 年報告数(診断週別)は、8 月 10 日現在 77 件(O157 59 件、
O26 12 件、O103 2 件、型不明4 件)、うち溶血性尿毒症症候群(HUS)発症例は 4 件です。
2015 年の同時期(1~31 週)報告数は 51 件、年間報告総数は 98 件(うち HUS 発症例 2 件)でした。
【参考ページ】腸管出血性大腸菌 >>詳細はこちら
【愛知県感染症情報センターより参照】
(平成28年8月12日更新)