2016年06月17日
今週の注目感染症 平成28年・23週(6月6日~6月12日)
・A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
23 週の定点当たり報告数は2.75、22 週466 人→23 週 501 人 (1.08 倍)です。
【参考ページ】A群溶血性レンサ球菌咽頭炎について >>詳細はこちら
・流行性耳下腺炎
流行性耳下腺炎は、ムンプス、おたふくかぜとも呼ばれ、 最も多い合併症として髄膜炎があり、学校保健安全法(第 2 種 感染症)で出席停止期間が定められています。 23 週の定点当たり報告数は0.70、22 週127 人→23 週 127 人 (1.00 倍)です。
【参考ページ】流行性耳下腺炎(国立感染症研究所) >>詳細はこちら
・咽頭結膜熱
23 週の定点当たり報告数は 0.52、22 週 88 人→23 週 95 人 (1.08 倍)です。
・結核
2016 年 23 週までの累積報告数は 779 件(うち無症状 病原体保有者は 209 件)です。 2015 年 23 週までの累積報告数は 714 件(同 197 件) 、 2015 年総計は 1,683 件(同 463 件)で、2014 年総計 1,867 件 (同 529 件)から 184 件減少しました。
・「夏の蚊対策国民運動」について
国内における蚊の活動時期に備えるとともに、ジカウイルス 感染症やデング熱などの蚊媒介感染症の流行地へ多くの 渡航者が見込まれることから「夏の蚊対策国民運動」が展開 されます。6 月は夏の蚊対策広報強化月間です。
【参考ページ】「夏の蚊対策国民運動」における蚊の対策に関する 協力依頼について(厚生労働省) >>詳細はこちら
・黄熱について
リスク国地域(アフリカ及び中南米の一部)へ渡航する場合は、 予防接種を受けることが推奨されています。
【参考ページ】
黄熱に関する情報提供及び協力依頼について(厚生労働省)
>>詳細はこちら oku/0000125121.pdf
黄熱に関する Q&A について(厚生労働省)
>>詳細はこちら
黄熱に注意しましょう!(厚生労働省検疫所/FORTH)
>>詳細はこちら
【愛知県感染症情報センターより参照】
(平成28年6月16日更新)