2016年10月07日

今週の注目感染症 平成28年・39週(9月26日~10月2日)

◆RS ウイルス感染症
39 週の定点当たり報告数は1.16、38 週 131 人→39 週 212 人(うち 0 歳 85 人、1 歳 84 人)で、2 歳未満の報告数が全体の79.7%を占めています。
【参考ページ】RS ウイルス感染症
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◆集団かぜの発生
【参考ページ】
岡崎市:集団風邪(インフルエンザ様疾患)の発生(9 月 29 日発表)(報道発表資料から閲覧できます。)
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◆流行性耳下腺炎
39 週の定点当たり報告数は 0.93 で、過去 5 年間で最も高い値となっています。また、流行性耳下腺炎は、ムンプス、おたふくかぜとも呼ばれ、最も多い合併症として髄膜炎があり、学校保健安全法(第 2 種感染症)で出席停止期間が定められています。38 週 98 人→39 週 170 人(1.73 倍)です。

◆流行性角結膜炎
39 週の定点当たり報告数は 0.91、38 週 41 人→39 週 32 人(0.78 倍)です。

◆麻しん・風しん(10 月 5 日現在)
愛知県の 2016 年麻しん報告数は 1 件増えて 2 件、2015 年は報告がありませんでした。全国の 2016 年 38 週までの累積報告数は 114 件です(2015 年総報告数は 35 件)。
愛知県の 2016 年風しん報告数は 20 件、2015 年総報告数は13 件でした。全国の 2016 年 38 週までの累積報告数は 104 件です(2015 年総報告数は 163 件)。
【参考ページ】2016 年感染症発生動向調査への麻しん報告例
第 1~37 週(国立感染症研究所)
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麻しん及び風しんの定期接種(第 2 期)対象者に対する積極的な勧奨等について(厚生労働省)
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麻しん患者調査事業を実施しています
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【愛知県感染症情報センターより参照】
(平成28年10月6日更新)