【結核って、どんな病気?】
結核菌の空気感染によって感染します。
体の中に潜んでいて、免疫機能が落ちてきたときに発病します。10年後、20年後に発病することもあります。
肺結核が最も多いですが、髄膜炎や骨、関節、腎臓等、全身にひろがることがあります。乳幼児が結核にかかると髄膜炎や全身性の結核になりやすく命の危険が生じます。
この地域は、結核にかかったことのある人の割合が県内の中でも高く推移しています。

【BCGワクチンって?】
結核に対する免疫をつけるワクチンです。
結核に対する抵抗力はお母さんからもらうことができません。生まれたばかりの赤ちゃんもかかる心配がありますので、接種を受け、結核に対する免疫をつけましょう。

【公費対象期間】
1歳の誕生日の前日まで(5か月~8か月頃までに接種を済ませましょう)

【接種後の通常の経過】
接種後10日から2週間後に接種した部分がぷつぷつと赤く盛り上がってきます。一部小さなうみができることもあります。この状態が1か月頃をピークに、以後かさぶたができて小さな傷あとになるのが約3か月後となります。
*注意*
通常の経過が接種後10日以内におこることがあります。これをコッホ現象といいます。
この場合、知らないうちに結核菌に感染していた疑いがあるので、診察や検査が必要になる場合があります。速やかに健康課にご相談ください。
0561-55-6800

【副反応】
接種した部分にうみが生じたり、じくじくすることがありますが、清潔に心がければしばらくするとよくなります。
また、接種した側のわきの下のリンパ節がはれることがあります。はれが大きくなったり、ただれたり、化膿して自然にやぶれてうみがでることがあります。